研究課題/領域番号 |
19K02617
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
新田 收 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 客員教授 (80279778)
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研究分担者 |
松田 雅弘 順天堂大学, 保健医療学部, 先任准教授 (40453485)
楠本 泰士 東京工科大学, 医療保健学部, 講師 (60710465)
小山 貴之 日本大学, 文理学部, 教授 (80579110)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 発達障害 / 発達性協調運動障害 / 運動指導法 / 運動イメージ / 感覚異常 / 人間発達 / 療育 / 理学療法 |
研究成果の概要 |
本研究のでは,まず発達性協調運動障害を感覚異常,姿勢の安定性,運動イメージなど多角的に評価することで,運動機能の遅れの要因の把握を行った.研究結果では,感覚と運動発達の関係が示された.これらの結果をもとに,運動プログラム立案した.具体的プログラムは,グループ指導とし,柔軟性,体幹筋トレーニング,協調運動,運動イメージに関して立案した.これらは一連のプログラムとして,60分のプログラムを作成した.プログラムは,事前評価の後,週1回1時間,12週単位で行った.評価は我々がすでに開発した評価尺度を用いた.運動プログラムは,成書として発表した.
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自由記述の分野 |
リハビリテーション医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,発達性協調運動障害児(DCD)について,不明な点も多く,指導方法は確立していない.一方,保育園,小学校,あるいは学童保育,放課後等ディサービスでは,DCDの疑いがある子供たちの存在が,多く知られるようになってきている.DCD児の運動発達に焦点をあて,詳細に評価する尺度し,その上で,適切に開発された,運動プログラムが必要である.本研究の成果は,こうした現場において,子供たちをどのように理解し,指導したらよいか,方向性を指し示した.
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