• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実績報告書

教員養成における授業実践コンピテンシーと教育学コンテンツの結合

研究課題

研究課題/領域番号 19K02724
研究機関千葉大学

研究代表者

高木 啓  千葉大学, 教育学部, 准教授 (90379868)

研究分担者 熊井 将太  山口大学, 教育学部, 准教授 (30634381)
山岸 知幸  香川大学, 教育学部, 教授 (60304375)
吉田 茂孝  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60462074)
樋口 裕介  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (80587650)
北川 剛司  奈良教育大学, 教職開発講座, 准教授 (80710441)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード教員養成 / 教育方法学
研究実績の概要

今年度は、教員に今日求められているコンピテンシーに関する先行研究を分析した。そのなかで岩田・別惣・諏訪編(2013)『小学校教師に何が必要か-コンピテンシーをデータから考える』東京学芸大学出版会をはじめとした先行研究で示されているコンピテンシーのうち、本課題の領域である教育方法学に関連する範囲を設定し、研究成果としてまとめるコンピテンシーを選択した。
具体的には、「子ども理解に関する領域」、「子どもに対するコミュニケーションに関する領域」、「授業計画に関する領域」、「学習指導に関する領域」、「学級経営に関する領域」、「授業改善に関する領域」の5つの領域である。
それらの領域をそれぞれ詳細に分析し、「子どもを成長する/変わりうる存在として理解することができる」「子どもと対話的にコミュニケーションすることができる」「陶冶価値の観点から教科内容を理解することができる」「授業のねらいに応じてメディアを活用することができる」「子どもが学習主体となるような指導ができる」「目的に合致した授業研究を行うことができる」「学級内において民主的な機能的集団づくりができる」「子どもの育ちを促す学習評価を行うことができる」という9つのコンピテンシーにまとめた。
その上で、それらのコンピテンシーを育成するために知っておく必要のある教育学コンテンツ(教職教養)を明らかにし、そのコンテンツを含んだテキストとして、出版する予定としている。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 現職教員の視点を生かした教育実習事前指導の取り組み2023

    • 著者名/発表者名
      山岸知幸・豊島 修・谷口弓恵・倉野晴代
    • 雑誌名

      教育実習研究

      巻: 36 ページ: 10-11

  • [雑誌論文] 小学校国語授業向け類義語表示システムの開発と評価2023

    • 著者名/発表者名
      藤川大祐・大木圭・小笠晃司・安部朋世・髙木啓・小山義徳
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要

      巻: 71 ページ: 117-125

  • [学会発表] 教育の心理学化』に関する学説史的研究―『異常児たち』の科学的構成をめぐって―2022

    • 著者名/発表者名
      熊井将太
    • 学会等名
      中国四国教育学会第74回大会
  • [学会発表] インクルーシブ教育時代の学習集団における教育評価のあり方2022

    • 著者名/発表者名
      吉田茂孝
    • 学会等名
      中国四国教育学会第74回大会
  • [図書] 授業研究を軸とした学習集団による学校づくり2023

    • 著者名/発表者名
      深澤広明、吉田成章
    • 総ページ数
      192
    • 出版者
      溪水社
    • ISBN
      978-4863276239

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi