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2022 年度 研究成果報告書

IRの専門性活用と大学の文脈の相互構造に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K02874
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09050:高等教育学関連
研究機関大阪公立大学 (2022)
大阪市立大学 (2020-2021)
四天王寺大学 (2019)

研究代表者

橋本 智也  大阪公立大学, 国際基幹教育機構, 准教授 (40802327)

研究分担者 白石 哲也  山形大学, 学士課程基盤教育機構, 准教授 (60825321)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードIR / Institutional Research / 大学執行部の期待 / IR担当者の専門性 / 訪問調査・ヒアリング調査 / 大学の規模 / 設置形態(国立大学/公立大学/私立大学)
研究成果の概要

本研究は大学のIR担当者の能力と大学執行部の期待の関係について、大学の設置形態(国立・公立・私立)と規模(学士課程の収容定員)による違いに着目して検証を行った。アンケート調査の結果、大学執行部はIR担当者に幅広い活動を期待しており、設置形態や規模によって期待する具体的な活動内容には差異があることが示された。また、大学執行部の期待と現状の一致度は全体的に高かったものの、設置形態や規模によって差異が見られた。公立大学と小規模大学では比較的一致度が低く、これは人員配置の問題と関連している可能性が示唆された。本研究は、各大学が自大学の状況に適したIR活動を展開する上での有益な視点を提供するものである。

自由記述の分野

高等教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は大学のIR担当者の能力と大学執行部の期待の関係について、大学の設置形態と規模による違いに着目して検証した。アンケート調査の結果、大学の設置形態と規模により、期待と現状の関係性に差異があることが示唆された。
学術的には、IR活動の質的向上と効果的な人員配置について新たな視点を提供した。大学経営におけるデータに基づく意思決定を支えるための重要な知見を提供することで、教育研究の改善に寄与した。
社会的には、本研究は各大学が自大学の状況に応じた最適なIR活動を展開していくための手がかりを提供する。本研究によって、より効果的な大学運営が可能となり、大学教育の質向上につながることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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