高専専攻科1年生を対象とした、地域の課題に「ものづくり」で解決を目指すエンジニアリング・デザイン実習プログラムの開発および実施方法の確立と教育効果を検証した。学科混成型のグループ活動、合宿を通じたコミュニケーションの活性化,地域貢献の要素を含んだ活動を志向し、活動場所として高齢者の割合が高く且つ自然環境の厳しい山形県の離島(酒田市飛島)を選定した。成果については市内での環境イベントを利用し市民に向けた発表を行い、参加者から多様な考え方による指摘やアドバイスに触れることができた。成果は実用性の観点から評価を受けることで学生の取組み意欲が高まった。協力教員と連携しながら実施する体制が整った。
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