研究課題/領域番号 |
19K02989
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研究機関 | 釧路工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐川 正人 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (60435394)
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研究分担者 |
寺本 尚史 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00315631)
河村 豊 東京工業高等専門学校, 一般教育科, 嘱託教授 (10369944) [辞退]
永吉 浩 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80251586) [辞退]
池田 陽紀 奈良工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (20759849)
木村 竜士 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 准教授 (90571810)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 再生可能エネルギー / 工学教育プログラム / 専門人材育成 |
研究実績の概要 |
本研究は各地の再生可能エネルギーに関する資料を収集し,これらをもとに教材を作成しカリキュラム・教育プログラムを作成し,実際の講義等に展開するものである.しかし本年度も昨年度同様にコロナの影響で出張に制限が有り,思うように資料収集が進まなかった.そのなかで,いくつかの進展があった.主な実績を4点ここには記載する. ①研究代表者や研究分担者の所属する各校では,これまで作成した再生可能エネルギーに関する教材等を有効に利用しつつ,コロナ対策のオンライン講義・オンデマンド講義に対応した,新たな教材を追加作成した.この作成した教材を実際に用いてオンライン授業・オンデマンド授業を実施・展開された. ②これまで収集してきた資料などをもとに社会人や中高生を対象に講演会を実施した.この講演会は研究協力者の東京工業高等専門学校土井淳名誉教授が企画立案した.講演会は2022年6月21日に佐川が,2022年6月19日には河村がおこなった.講演会はオンラインで開催されhttps://www.sgeis.org/ で実施した.なお,これは地球環境と産業化研究会が主催となっている. ③コロナで移動を制限される中,2022年8月23日に長崎県五島市の椛島沖風力発電浮体建設,潮流発電実証サイトなどを視察を実施してきた. ④「再エネ100研究会」を「セレンディップホテル五島」会議室で2022年8月24実施した.ここでは(一社)電気学会フェロー土井淳先生,東京高専名誉教授の河村豊先生の講演と各教員からの各研究内容発表,討論を実施した
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究は各地の再生可能エネルギーに関する資料を収集し,これらをもとに教材を作成し,カリキュラム・教育プログラムを作成するものである. しかし,本年度もコロナの影響により出張に対して大幅な制限が有り,思うように資料収集が進まなかった.このような困難な研究環境の中,国内では珍しい浮体式の風力発電施設の視察を実施できたことは大きかった.
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今後の研究の推進方策 |
一年間,研究期間を延長し,研究を継続する.なお,研究延長の申請は完了している.
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナの影響で視察が十分に実施できず,教材作成が思うようにできなかったため次年度使用額が発生した. 次年度はコロナの影響がほぼ無くなると思うので,有効かつ計画的に使用する.
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