研究課題
本科研費は教育プログラムの構築を目的としている.これには書物やインターネットなど「机上の情報」だけでは不十分であり,各地の再生可能エネルギー施設の見学,各種会議等への参加で情報収集する必要がある.情報収集には2つの手法を採用した.一つは研究グループ以外が主催・開催する会議への参加である.例えば2019年5月:北海道釧路総合振興局が主催となる「釧路地域省エネ・新エネ導入推進会議」での議論や,2019年10月:釧路地域水素エネルギー研究会第1回研修会,2020年2月:くしろ地域エネルギー地産地消会議,2019年10月:「北海道水素フォーラムinしらぬか」などに参加した.もう一つの手法としては本科研費グループ独自に選定した見学コースである.これには研究会の実施も含まれている.2019年8月:「再エネ100」研究会2019夏&施設見学会(北海道電力京極・泊発電所の見学.小樽経済センターでの研究会),2019年9月:「再エネ100」研究会2019秋&施設見学会(関西電力黒部ルート・黒部川電気記念館見学,フィール宇奈月での研究会),2022年8月:「再エネ100」研究会2022夏&施設見学会(長崎県五島市福江島浮体型風力発電を含む再生可能エネルギー施設見学会,セレンディップホテル五島での研究会)を実施した.また最終年度には北海道洋上風力アカデミー主催の秋田沖風力発電見学会にも参加した.これらによって作成された教育プログラムはメンバーの勤務先で活用されたほか,2021年1月:第26回高専シンポジウムオンライン,2022年6月:SGEIS 基礎講座シリーズでも発表・講演された.またこれらの成果を生かし2021年4月:A-STEP令和2年度追加公募「トライアウトタイプ」,2022年7月:公益信託 エスペック地球環境研究・技術基金に研究代表者が採択された.
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https://www.kushiro-ct.ac.jp/elec/Lab/sagawa/2019kaken/2019kaken_top01.html
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