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2023 年度 実施状況報告書

生理機能計測による能動学習効果の客観的な検証方法の確立と協働学習モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K03044
研究機関東京工業高等専門学校

研究代表者

市川 裕子  東京工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (10290719)

研究分担者 森谷 健二  函館工業高等専門学校, 生産システム工学科, 教授 (90342435)
小村 良太郎  石川工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (00390443)
森本 真理  秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60369923)
矢島 邦昭  仙台高等専門学校, 総合工学科, 教授 (90259804)
研究期間 (年度) 2022-11-15 – 2025-03-31
キーワード能動的学習 / 生体情報 / 授業デザイン
研究実績の概要

アクティブラーニング型授業の対面とリアルタイムのオンラインの比較、および対話型ゲームにおけるリアルコミュニケーションとオンラインコミュニケーションにおいて生体情報のデータを取る実験を行いこれらの比較を行った。測定した生体情報は瞬きの回数、脳血流、頭部位置、心拍数である。採取した時系列データの解析において、データと活動時間との同期を取るところを慎重に行う必要があり、その部分で多くの時間を要した。データの同期値を分析することにより、学生の活動と生体データに関係があることがわかった。集中している状態を生体情報として可視化することができた。しかしながら、データの解析は、採取したデータの一部に留まっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データの分析に予定以上に時間がかかっているので、アルバイトなどを使って早めるようにする。

今後の研究の推進方策

全てのデータの解析を早急に行う必要がある。今回の結果と、我々が本研究に至るまでに積み上げてきたデータ(2018年度より生体情報の計測による、学生の集中度の可視化を行ってきた)を用いて、2つのシステムを提案することが今年度の目標である。すなわち、学生の集中を逸らさないような効果的な授業モデルと、教員が自分自身の授業をセルフチェックできるようなシステムの構築である。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍などにより、研究に遅れが生じたため、研究年を1年延長した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 生体情報計における集中度の評価2023

    • 著者名/発表者名
      市川裕子
    • 学会等名
      高専シンポジウム

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公開日: 2024-12-25  

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