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2022 年度 実施状況報告書

食育プログラムに重点をおいた保幼小接続期のスタートカリキュラムの開発と実践

研究課題

研究課題/領域番号 19K03098
研究機関中村学園大学

研究代表者

田中 るみこ  中村学園大学, 教育学部, 助教 (70614311)

研究分担者 新井 しのぶ  中村学園大学, 教育学部, 講師 (30529970)
櫻井 裕介  中村学園大学短期大学部, 幼児保育学科, 講師 (60743896)
井手 友美  九州大学, 医学研究院, 准教授 (90380625)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード食育推進活動 / 食育教材
研究実績の概要

当該年度は2023年5月までコロナ禍のため、縦断的研究の本調査まで至らなかった。そのため、研究実施計画を調整し、研究協力園および研究協力学校において、食育プログラムの開発とスタートカリキュラムの調査を実施した。食育プログラムに重点をおいたスタートカリキュラムは、子どもが生活習慣を身に付ける縦断的な育成を目指すものである。
具体的な内容として、(1)絵本やペープサート、エプロンシアター等を活用し、幼児や児童向けに日常の生活習慣や食前教育についてのプログラムの開発、(2)保幼小接続期の円滑な接続を指導計画に取り入れ、スタートカリキュラムの実践の運用、(3)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」や「10の姿」が幼児期に到達すべき目標を手掛かりに幼稚園と小学校が子どもの姿を共有した。
本研究の独自性として、現在、スタートカリキュラムは自治体によって様々な提案があるが、コロナ禍の時期を挟み、今だに広く浸透されずに試行錯誤の段階といえる。このようなことから、本研究の実証調査の研究の必要性が求められる。当該年度のスタートカリキュラムの調査において、保育士・幼稚園教諭や小学校教諭が連携し、小学校教育との円滑な接続を図ることが必要である。このように段差のない教育を行うことで子どもの心身の健康面や心理面の効果や影響を科学的に検証することが重要である。
次年度はコロナ禍も明けて、食育教育の口腔周囲筋トレーニングを用いた口づくりを研究協力園に本調査を実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

昨年度までコロナ禍の影響により、口周りの研究調査は未実施のため。

今後の研究の推進方策

今年度はコロナも5類へ移行するため、本調査を実施予定である。

次年度使用額が生じた理由

昨年度までコロナ禍の影響により、研究が遅れており、今年度に本調査を実施予定である。

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公開日: 2023-12-25  

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