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2022 年度 研究成果報告書

学校のゴミから回収した金の精錬および鋳造実験教材の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K03130
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関富山高等専門学校

研究代表者

河合 孝恵  富山高等専門学校, その他部局等, 教授 (60271491)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード金 / 精錬 / 鋳造
研究成果の概要

実験室レベルでの金の精錬方法についての実験手法を確立し,実際に学校のゴミから純金を精錬することに成功した。安価なコンピュータ数値制御(CNC)加工機を用い,カーボン板から鋳型を作成する手法を確立し,安価に鋳型を作製することに成功した。石英試験管を用いた新たな鋳造方法を開発し,安全かつ材料の無駄なく金メダルを鋳造することに成功した。開発した新規鋳造方法では,鋳型内の金が溶融する瞬間を確認することができた。

自由記述の分野

金属リサイクル

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでゴミからの金の回収・精錬・鋳造方法は,その情報が企業内で閉じており,個人で行うことが難しい現状であった。しかし本研究成果により,一個人で,実験室レベルで,安価に,安全に,ゴミから金を回収・精錬・鋳造するプロセスが確立され,実際に学校のゴミのみから金メダルを作成することに成功した。また金が溶解・還元・溶融する様子や,金メダルが鋳造される様子等は非常に人々の関心を引き付け,魅力的な化学コンテンツであるため,公開実験等で利活用を行うため,静止画や動画に記録した。この研究成果により,新たな魅力ある楽しく夢のある実験・エコ活動が創成された。

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公開日: 2024-01-30  

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