研究課題/領域番号 |
19K03137
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
大向 隆三 埼玉大学, 教育学部, 教授 (40359089)
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研究分担者 |
近藤 一史 埼玉大学, 教育学部, 教授 (40178421)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 仕事関数 / ホロカソードランプ |
研究成果の概要 |
原子吸光分析用光源であるホロカソードランプを用いて、複数の金属の仕事関数を測定できた。バッファガスの封入されていないランプでカリウムとユウロピウムの、バッファガスの封入されたランプでセシウムとユウロピウムの仕事関数を測定することに初めて成功した。 データ記録および解析方法についても検討と改善を加え、光電効果信号とノイズ信号を物理的に区別する基準を考察し明確にするとともに、データロガーを用いて簡便に大量の測定データを記録・保存し、PCで解析しやすくする方法を開発できた。
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自由記述の分野 |
レーザー分光学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ホロカソードランプを光電管として用い仕事関数を測定する技術は我々独自の方法であり、今回の研究成果により、それが広い汎用性を持つことが実験的に示された。この研究の目的である物理実験教材開発へ向けて、我々の方法が大きなメリットを有すると証明された点で画期的である。また、我々の方法が新規の仕事関数測定法と位置付けられる点も興味深い。 物理実験教材としての使用における便利さも、データロガーで改良できることが明らかとなり、いよいよ教育実践での活用も視野に入る段階まで研究が進展したと言える。
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