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2022 年度 研究成果報告書

ハイブリッド型ベイズアプローチによる単一事例実験のための標本サイズ決定法

研究課題

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研究課題/領域番号 19K03224
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10020:教育心理学関連
研究機関滋賀大学 (2021-2022)
上越教育大学 (2019-2020)

研究代表者

奥村 太一  滋賀大学, データサイエンス学系, 准教授 (90547035)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード単一事例実験
研究成果の概要

多重ベースラインデザインによって得られたデータに基づいて事後予測分布からデータセットを発生させ、当該デザインでデータ収集を行った場合の信頼区間幅と検定力を推定する方法を提案した。対象者によって介入開始ポイントや時点数が異なるデザインであっても柔軟に正確度分析・検定力分析を実行することができた。一方で、想定するモデルの誤指定には頑健でない可能性があり、誤差の系列相関を考慮せずに行った場合は必要な標本サイズを小さめに見積もってしまう傾向があった。

自由記述の分野

教育心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

単一事例実験は心理的介入の個人レベルの効果とその個人差を検証する上で広く用いられている方法である。一方、対象者数、時点数、介入開始ポイント、変化の非直線性、系列相関構造、結果変数の取りうる範囲など選択肢の多様さや複雑さが統計的アプローチを導入する上で大きな障壁となってきた。本研究で示したアプローチは標本サイズ決定に注目し、ハイブリッド型ベイズアプローチの採用により多様なデザインやモデルの扱いについて一定の解決策を示したものと考えている。

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公開日: 2024-01-30  

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