研究成果の概要 |
GL(4,R)のWhittaker関数、Shalika関数を特徴づける偏微分方程式系を導出し、いくつかの場合にその明示公式を与えた。さらに、以下の保型L関数の積分表示に対して、アルキメデスゼータ積分を具体的に計算した。(イ)GL(4)の標準L関数、2次外積L関数の積に対するBump-Friedberg積分、(ロ)GL(n)×GL(n), GL(n)×GL(n-1)のRankin-Selberg L関数、(ハ)GSp(2)の標準L関数、スピノールL関数の積に対するBump-Friedberg積分
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