研究課題/領域番号 |
19K03472
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分11020:幾何学関連
|
研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪市立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
枡田 幹也 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 特任教授 (00143371)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | Toric Topology / convex polytope / torus orbit closure / flag variety / Hessenberg variety |
研究成果の概要 |
Eunjeong Lee氏,Seonjeong Park氏と旗多様体におけるトーラス軌道の閉包の幾何とトポロジーおよびそれに関連する組合せ論の研究を続けた.特に,これまでの成果をHandbook of Combinatorial Algebraic Geometry: Subvarieties ofthe Flag Varietyの1章として纏めた.また,佐藤敬志氏と Stanley-Stembridge予想の解決を目指して regular semisimpleHessenberg varietyのコホモロジー環の具体的記述とそれ状の対称群作用を調べた.
|
自由記述の分野 |
Topology
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
旗多様体におけるトーラス軌道の閉包の研究は,1980年代にGelfand-Serganova, Kryachko らによって初められた.その後,トーラス軌道の閉包の特異性など調べられているが,トポロジーに関しては研究されていなかったように思われる.我々は,旗多様体におけるSchubert variety もっと一般に Richardson variety における一般的なトーラス軌道の閉包の幾何・トポロジーと組合せ論の関係を調べた.これは今後の研究の礎になると期待している.
|