研究成果の概要 |
辺着色された2部グラフGの最小色次数が|G|/3以上でかつある補助的な条件を満たせば、Gには虹全域木(or 彩色全域木)が存在することを示した。また、辺着されたグラフHにおいて、もし隣接する2点の色次数の和が|H|以上で、かつ補助的な条件を満たせば、Hには虹全域木が存在することを示した。この他、グラフの因子について5本の論文を発表した。 平面上の幾何的全域木については、平面上に赤点の集合Rと青点の集合Bと関数f: R→ {1,2,3,…}が与えられたとき、R∪B上の無交差な幾何的全域木Tで、すべての葉は青点ですべての内点は赤点で、赤点xではある次数条件を満たすのが存在することを示した。
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