近年に未解決問題として提示された黄金角の方法の一般曲面・一般次元への拡張に2020年に成功し、パッキング密度が2次元で0.7, 3次元で0.38程度の点群生成を行うことを可能にした。その後は様々な点群を生成するための、微分幾何の対角化計量・偏微分方程式系の解の存在と厳密解に関わる調査を実施し、点群生成のコードを実装した。また、数論・格子基底簡約理論の応用獲得を目指す研究として、3変数正定値2次形式のZ上表現、7角数の和による表現に関わる代数的・解析的整数論の研究を行った。格子基底簡約理論についても結晶学分野における応用開発を進める機会があった。
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