• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

プレート沈み込み帯地震発生帯とスロー地震断層の応力評価

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K04019
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分17040:固体地球科学関連
研究機関山口大学

研究代表者

坂口 有人  山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (80304666)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード断層 / 歪み / 応力 / カルサイト
研究成果の概要

断層岩が地震性の高速破壊か,ゆっくりしたスロー地震を起こしたのかを識別するのが困難だった.断層周囲の応力集中による歪みの分布をそこからすべり様式が識別できると考え,カルサイト双晶分析法を改良し,天然の断層が深さよって独特の歪み分布を有することを見出した.
また,その過程において,様々な岩石等の材料の応力・歪分析法が開発され,コンクリート構造物の安全評価技術として特許出願に至った.

自由記述の分野

構造地質学

研究成果の学術的意義や社会的意義

地震発生帯が巨大地震やスロー地震といった複雑な挙動を起こすメカニズムを説明するうえで,研究対象となる陸上断層の過去の挙動を知る手段の開発は急務であった.本研究は新しい応力・歪み計を開発して,これに有効であることを示した.
また,同手法はコンクリート構造物にも応用できるため,経年劣化や災害によるダメージを受けた構造物の安全評価にも利用出来る(特許出願済み).

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi