本研究では、工業、新エネルギー、材料開発で重要な課題である、衝撃波の多重閉じ込め現象を制御する壁面表面形状の設計指針の獲得と、その実験的実証を行った。閉じ込めに必要な物理条件を明らかにするために,衝撃波の物理条件を変えることができると考えられる凹型形状の反射板を用いた測定実験を行った結果,実験的に衝撃波の収束位置と噴流の位置関係が明らかになった.これは,様々な強さの衝撃波を噴流に衝突させることができることを示しており,今後,形状設計する上で重要になる.さらに,衝撃波の噴流による反射は、定性的には音響インピーダンスで整理できる可能性を見出すことが出来た.
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