研究課題/領域番号 |
19K04376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
岡田 実 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (10252587)
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研究分担者 |
DUONG QuangThang 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (40757811)
Chen Na 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (80838342)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ワイヤレス給電 / 伝送線路 / 給電効率 / 受電側補償回路 / 走行中給電 / 漏洩電磁界 |
研究成果の概要 |
産業ロボットや電気自動車等走行中受電対象向けの低コスト,高効率かつ安定な無線給電技術の構築するため,路面に敷設した平行二線伝送線路を用いたワイヤレス給電システムを用いて走行中ワイヤレス給電を実現するために必要な給電効率の向上と安定化に関する検討を行った.また,ワイヤレス給電システム周辺の漏洩電磁界の問題は,実用化を進めるにあたり解決しなければならない課題である.この問題についても,伝送線路の構造を検討することにより低減する手法を検討した.その結果,セグメント化やN-1構成ワイヤレス給電を提案し,安定した給電が可能であることを明らかにした.漏洩磁界の低減手法を明らかにした.
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自由記述の分野 |
無線技術
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
産業用搬送ロボットや電気自動車に対する要求が急速に高まっている.しかし,搭載される蓄電池は,充電時の電流に制限があるため,急速充電に限界があり,充電時間が長時間になる.このことから,車両の稼働率が低下するという問題がある.また,長時間走行を可能にする大容量蓄電池を搭載するためには,蓄電池費用が高額になる.本研究課題は,走行中または,短時間の停車中に車両に電力を供給し,蓄電池への充電を走行中に安定して可能にするものであり,今後のゼロカーボンエミッション社会の実現に向けて有効な技術の一つとなりえるものである.
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