研究課題/領域番号 |
19K04810
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
篠崎 道彦 芝浦工業大学, 建築学部, 教授 (60241014)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 近代都市景観 / インドネシア / 機械学習 / Virtual Reality / Bandung |
研究実績の概要 |
1. 近代都市景観画像データセットの整備:研究対象とするインドネシア・バンドン・ブラガ通りおよびジャカルタ,スラバヤ他,旧オランダ領東インドの20世紀前半に撮影された写真および動画から近代都市景観画像の収集を継続した.収集した画像に推定年代,場所,被写体分離によるタグ付けを行った. 2. 機械学習を用いた近代都市景観画像の高解像度化とカラー化:前年度の実験結果に基づき,近景かつ直線的な建築構成要素を含むモノクロ画像を中心にノイズ除去,高解像度化を進めた.カラー化については前年度に試行したZhang(2016),Antic(2018)の方法に加え,Su(2020)の方法を試したがいずれの方法も元画像によって推定される色彩の彩度,色相の幅のばらつきが生じた. 3. 空間モデルへの適用:ブラガ通りの現在の敷地割図,街なみファサードの連続立面を作成し,これらから20世紀初頭の建築物の間口,高さおよび外形を推定した.そのうち建築物の全部または一部が現存する建築物について,カラー化した画像と対応させた後,画像を射影変換して3Dモデルにマッピングする一連のフローを整えた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染拡大の影響により,現地調査の環境が整わず研究計画が前年度に引き続き未達となった.
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を再延長しての最終年度であり.現地調査を早期に実施するとともに,現地での被験者実験など一部の実施計画を見直した上で,研究計画調書記載の成果を得られるよう進める
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次年度使用額が生じた理由 |
研究計画に遅れが生じ,研究期間を再延長したため.次年度使用額は,現時点で未達の研究計画実施(現地調査を含む)にあてる.
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