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2021 年度 研究成果報告書

放電プラズマ焼結法による再生骨材をリサイクルしたセラミックスの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K05100
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分26050:材料加工および組織制御関連
研究機関琉球大学

研究代表者

神田 康行  琉球大学, 工学部, 准教授 (10468069)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード廃コンクリート / リサイクル / セラミックス / 放電プラズマ焼結法 / 機械的性質
研究成果の概要

本研究は,廃コンクリートの新しいリサイクル法として,沖縄県産の廃コンクリートを砕いた再生骨材を粉末化し,放電プラズマ焼結法により高強度セラミックスの創製を検討した.セラミックスは,I. 再生細骨材粉末を用いたセラミックス,II. 再生粗骨材粉末を用いたセラミックス,III. 再生細骨材粉末とフライアッシュを用いた3種類を検討した.3種類のセラミックスの曲げ強度は,Porcelain stoneware tileを規定したISO 13006の曲げ強度35 MPaより高い値を示した.また,フライアッシュは,再生細骨材粉末を用いたセラミックスの強化粒子として作用することがわかった.

自由記述の分野

粉末成形

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,廃コンクリートを砕いた再生骨材は粉末化することで,セラミックス原料としてリサイクル可能であることを示した.この結果は,循環型社会の構築や最終処分場の延命に資するため,社会的意義は高いといえる.また,再生骨材の粉末をセラミックス原料として利用した環境調和型材料の成形加工例を示したことは,材料加工学分野における学術的意義があると考えられる.

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公開日: 2023-01-30  

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