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2021 年度 研究成果報告書

表面プラズモンハイブリッドイメージング法の創製と細胞応答解析への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 19K05520
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分34020:分析化学関連
研究機関富山大学

研究代表者

鈴木 正康  富山大学, 学術研究部工学系, 教授 (70226554)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード表面プラズモン共鳴 / 表面プラズモン増強蛍光 / 長距離伝搬表面プラズモン / バイオセンサ / 細胞分析
研究成果の概要

表面プラズモン共鳴(SPR)画像と、表面プラズモン増強蛍光(SPEF)画像を、同時測定し、それらを合成することで同じ近接場領域の屈折率・誘電率と蛍光を可視化できるハイブリッドイメージング法を開発した。SPRセンサ基板にフッ素樹脂Cytopの層を導入して、SPR角をシフトさせ、従来金薄膜では不可能であった500nm以下の光源を用いたSPR測定を実現すると共に、長距離伝搬表面プラズモン(LRSP)効果により、SPR、SPEFを高感度化し、SPR、SPEFの同時測定と両画像のハイブリッド化を実現した。

自由記述の分野

生物計測工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発した表面プラズモンハイブリッドイメージング法はSPRイメージングの細胞応答研究ツールとしての有用性を飛躍的に向上させる。また細胞膜が関与する応答現象、シグナル伝達機構の研究や、アポトーシスやオートファジーなど細胞のダイナミックな変化の研究に有用である。また神経科学研究の有用なツールと考えられるので脳科学への貢献も大きい。社会的にも副作用の少ない分子標的薬の開発やアルツハイマー病などの脳疾患の治療薬の開発にも大きく貢献すると考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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