研究課題/領域番号 |
19K05857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38040:生物有機化学関連
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研究機関 | 公益財団法人サントリー生命科学財団 |
研究代表者 |
堀川 学 公益財団法人サントリー生命科学財団, 生物有機科学研究所・構造生命科学研究部, 研究員 (70270569)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | セサミン酸化酵素 / オイルボディ / 脂質代謝 / RNA-seq / オイルボディ構成タンパク質 / ゴマリグナン / セサミノール / エピセサミノン |
研究成果の概要 |
ゴマ種子には、セサミンを含むリグナン類という化合物群が蓄積している。セサミンは、裸子植物はから被子植物に至る100以上の植物種で同定されていることから、植物中で何らかの機能を担っていると考えているが、その理解には至っていない。本研究では、登熟過程でゴマ種子中に蓄積したセサミン等の脂溶性リグナンは、発芽時に代謝され消失することに注目し、その機能を理解するため、代謝酵素の同定を行い、セサミン類の代謝生成物とその一連の代謝酵素群を明らかにした。
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自由記述の分野 |
天然物有機化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物二次代謝産物は、植物特有の成分で、一部は医薬品やそのリード化合物、及び、健康食品の素材等になっているが、植物自身における機能については理解されていいない。その生合成酵素群を明らかにすることにより、植物中でのその成分の生成や局在を調整することが期待でき、それにより、植物中での機能の理解に結び付くと考えている。将来的に、植物の有効利用な生産のコントロールなど社会的なニーズにこたえることができる可能性があると考えている。
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