極早生ライムギ系統「SUR-10」の耐寒性(越冬性)の解明については、圃場試験を中心に実施し、極早生ライムギ系統「SUR-10」の耐寒性(越冬性)および収量性について明らかになった。緑肥利用における極早生ライムギ系統「SUR-10」の分解特性の解明では、緑肥としては比較的早く分解されると考えられた。ライムギ若葉青汁の食品加工原料 としての特性評価では、比較品種として既に商品化されているオオムギ若葉の原料となる「ミノリムギ」に比べ、アスパラギン酸は低い値を示したが、グルタミン酸、グルタミン、ビタミンA、β-カロテンおよびビタミンEは高い値を示した。
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