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2023 年度 研究成果報告書

誘導植生を材料とした雑草抑制資材の開発と「地域資源活用型」雑草管理法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K06108
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39070:ランドスケープ科学関連
研究機関静岡大学

研究代表者

稲垣 栄洋  静岡大学, 農学部, 教授 (20426448)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード植生 / 雑草抑制 / 植物残渣
研究成果の概要

雑草防除資材の原料確保と効果的な緑化管理の観点から、緑地管理によって排出される植物残渣の利用について検討した。様々な植物残渣とその原料化方法を検討した結果、公園の剪定枝や路肩の雑草残渣が雑草抑制資材の原料として有効であることが明らかとなった。また、原料として有効な植物種として、害虫発生源となるリスクが少ないタデ科の多年草のイタドリを有望視した。一方で、イタドリは難防除雑草ともいわれている。そのため、雑草刈りとイタドリの生育との関係を明らかにし、イタドリ群落の保全と防除を両立する効果的な雑草刈り方法を提案した。

自由記述の分野

雑草生態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

鉄道や法面、公園等の緑地管理では、雑草や剪定枝など大量の植物残渣の排出が問題となる。大量に排出されるこれらの植物残渣を雑草抑制資材とすることで、残渣を有効活用できるだけでなく、「草で草を管理する」地域循環型の雑草管理が実現する。

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公開日: 2025-01-30  

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