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2021 年度 研究成果報告書

ゴルジ体カルシウムシグナルによる神経軸索ガイダンス

研究課題

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研究課題/領域番号 19K06669
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分44010:細胞生物学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

戸島 拓郎  国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 上級研究員 (00373332)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードゴルジ体 / カルシウム / 神経回路形成 / 成長円錐
研究成果の概要

ゴルジ体はタンパク質の翻訳後修飾や選別輸送を司る膜交通(membrane traffic)のキーステーションである。小胞体やミトコンドリアと同様に、ゴルジ体には高濃度カルシウムが内蔵されているが、その役割については不明の点が多い。本申請課題では、特に神経回路形成時の神経軸索ガイダンスに焦点を当て、ゴルジ体カルシウムシグナルが生命機能に果たす役割を解明する。具体的には、ゴルジ体内腔カルシウムが積荷タンパク質の糖鎖修飾や選別輸送を制御したり、細胞質カルシウムシグナル発生のための供給源として働く可能性などについて検証した。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゴルジ体のカルシウム調節機能異常は、Hailey-Hailey disease等の皮膚疾患、心臓病等の循環器系疾患に加えて、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病等の各種神経変性疾患の原因になる可能性が指摘されており、本研究の成果は、将来的にこれら神経系疾患の発症機構・病態解明とその治療戦略構築への応用へと発展できる可能性がある。

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公開日: 2023-01-30  

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