• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

小脳における新規神経回路の同定とその生理機能の解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K06926
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46020:神経形態学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

橋本 光広  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (90311357)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード小脳 / 内側傍小脳脚核 / 視床下部外側野 / アデノ随伴ウイルスベクター / 神経回路
研究成果の概要

小脳虫部の損傷や小脳虫部の変性を伴う多くの疾患(脊髄小脳変性症など)では,睡眠-覚醒サイクルの異常が起こり,重度の睡眠障害が生じることが知られており,小脳が,睡眠-覚醒サイクルの調節に関与していることが示唆されている。しかし,「どのような神経基盤(神経回路・神経システム)によって,小脳が睡眠-覚醒サイクルの調節に関与するのか」は,明らかになっていなかった。本研究は,小脳が睡眠–覚醒サイクルの調節への関与を示唆する新規神経回路を明らかにした。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

小脳虫部の損傷や小脳虫部の変性を伴う多くの疾患(脊髄小脳変性症など)では,睡眠-覚醒サイクルの異常が起こり,重度の睡眠障害(不眠症,日中における抵抗しがたい過度の眠気,レム睡眠行動障害,睡眠時無呼吸症)が生じることが知られている。本研究は、小脳が睡眠-覚醒サイクルの調節への関与を示唆する新規神経回路を同定した。小脳虫部の損傷と重度の睡眠障害の神経基盤が明らかとなり、重度の睡眠障害に対する新たな治療対象を示唆している。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi