Gαタンパク質のシグナル活性を操作できるデザイナー受容体(DREADD)のうち、 Gα13選択的に活性化させるDREADDを作製を目指した。様々な実験の結果、α13に選択性が強いDREADDが作製できたものの、Gα13のみ選択的DREADDの作製には至らなかった。しかしながら、本研究過程において、Gα13のDREADDの候補受容体の評価系の確立ができたことから、今後のGタンパク質の研究において、Gα13選択的なシグナル解析やその評価において非常に有用な実験系であることから、その研究的利用価値は高いと考えられる。
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