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2021 年度 研究成果報告書

血清由来エクソソーム含有低~中分子の定性・定量と統合失調症リスク診断への展開

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07175
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47060:医療薬学関連
研究機関東邦大学

研究代表者

小野里 磨優  東邦大学, 薬学部, 講師 (50610094)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード血清 / エクソソーム / LC-MS/MS / 誘導体化 / チオール化合物 / アミノ酸 / ARMS / 統合失調症
研究成果の概要

血清中メチオニン/ホモシステイン比の低下は、精神病発症危険状態(ARMS)から初回エピソード精神病(FEP)の期間におけるARMS とFEPの判別マーカーとなり得ると示唆された。エクソソーム画分中チオール化合物の組成比は、血清中と同様であると見出された。新規アミノ酸標識化試薬CIMa-OSuは微量D-アミノ酸の定量や1級アミン標識体と他のアミン標識体のピークの識別も容易に可能であった。

自由記述の分野

分析化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ARMS群のエクソソームに関する報告はほとんどないため、本成果は新たな同疾患の診断法として医療や生命科学研究の発展に繋がる可能性がある。血清エクソソームの定量値の異常が分かれば、統合失調症の発症機構解明に繋がることも期待できる。新規アミノ酸標識化試薬の活用は、エクソソームに含まれるペプチド解析、特に新規ペプチドの同定にも有効であると考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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