• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

ミトコンドリア呼吸鎖超複合体による代謝と活性酸素を介する疾患・寿命制御機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K07404
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49010:病態医化学関連
研究機関城西大学

研究代表者

柴 祥子  城西大学, 薬学部, 助教 (70633824)

研究分担者 池田 和博  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (30343461)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードミトコンドリア / 遺伝子改変マウス / 糖代謝 / 脂質代謝
研究成果の概要

ミトコンドリア呼吸鎖超複合体形成促進因子COX7RPの遺伝子改変マウスにおいて、一部の炎症関連マーカーの変動が認められた。また、生活習慣病と関連の深く、ミトコンドリアの形態や機能異常が認められる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)のラットモデルにおいて、食餌性亜硝酸塩は活性酸素種(ROS)産生シグナルを抑制し、病態を改善した。さらに、食餌に由来するエイコサペンタエン酸(EPA)は、ROS産生を亢進させ、前立腺がん細胞の生存率を低下させることを示した。以上より、生活習慣病、老化などにおけるミトコンドリア代謝、ROS制御と食餌性因子の密接な関連が示され、新しい予防法・治療法への応用が期待された。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ミトコンドリアはエネルギー産生の主要な役割を担っている。一方で、酸化ストレスの原因となる活性酸素の主要な発生源にもなっており、加齢・老化や生活習慣病において重要な役割を担うと考えられている。本研究によって、生活習慣病、老化などにおけるミトコンドリア代謝、ROS 制御と食餌性因子の密接な関連が示され、加齢・老化や生活習慣病等の病因解明と新たな予防・治療法への応用が期待され、社会的にもこれら疾患の改善や健康維持などに資すると期待できる。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi