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2021 年度 研究成果報告書

バイオリアクターを用いた器官培養による抗がん剤の感受性試験の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07791
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

近藤 格  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 分野長 (30284061)

研究分担者 川井 章  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 科長 (90252965)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードバイオリアクター / 肉腫 / 患者由来がんモデル
研究成果の概要

希少がん・肉腫に有効な治療法は限られており、新しい抗がん剤が求められている。新しい抗がん剤の開発のためには、抗がん剤の肉腫症例における薬効を予測する実験系が必要である。in vitro抗がん剤感受性試験は薬効予測の有望な技術だが、その臨床的な有用性は未だ確立されていない。本研究では臨床腫瘍組織を用いたEx vivoの患者由来がんモデルの構築を目的として、申請者が開発したバイオリアクターの有効性を検討し、新しい治療法の開発に資する成果を得ることを目的とした研究を行った。患者由来肉腫細胞株を用いてスフェロイドを作成し、還流培養の条件下でのプロテオームの変化を調べ、本システムの有効性を評価した。

自由記述の分野

腫瘍学

研究成果の学術的意義や社会的意義

希少がん・肉腫に有効な治療法は限られており、新しい抗がん剤が求められている。希少がんにおいて、既存の抗がん剤の適応拡大は、新しい治療法への有効なアプローチである。そのためには、既存抗がん剤の肉腫症例における薬効を予測する実験系が必要である。in vitro抗がん剤感受性試験は薬効予測の有望な技術だが、その臨床的な有用性は未だ確立されていない。本研究では申請者が開発したバイオリアクターを用い、脱細胞化された組織サンプルを用いて肉腫の組織を維持することでEx vivoモデル系の構築に資する成果を得ることを目的とした。本研究の成果は新しい治療法の開発に有用である。

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公開日: 2023-01-30  

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