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2021 年度 研究成果報告書

肝細胞死により誘導される癌幹細胞化と癌悪性化のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 19K08425
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

近藤 正晃  横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (60511615)

研究分担者 前田 愼  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40415956)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード肝細胞癌 / 幹細胞 / 細胞死
研究成果の概要

本研究では、抗癌剤、分子標的薬等によって起こる細胞死などによって、残存する癌細胞が幹細胞化または分化転換を介して悪性化の方向に転換するという仮説のもと、さまざまな癌細胞死による癌幹細胞化について検討した。肝癌細胞株を5-FU, Lenvatinibなどを用いて、細胞死を起こさせ、その抽出液を準備した。既知の癌幹細胞マーカーであるCD44およびE-cadherinにて癌幹細胞化をモニターした。その結果、5-FU処理した抽出液を投与すると、CD44の軽度の増加が観察された。そのメカニズムについて検討を行なったところ、活性酸素(ROS)を介したASK1/JNK活性化によることが示唆された。

自由記述の分野

消化器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

治療によって惹起された細胞死がその悪性化に関連するのではないかと考えている。すなわち、そのメカニズムの解明、そしてその阻害療法の提言は肝細胞癌の悪性化を阻止し、その治療オプションとなることが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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