研究課題/領域番号 |
19K08437
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
岡田 英理子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (20376784)
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研究分担者 |
渡辺 守 東京医科歯科大学, 高等研究院, 特別栄誉教授 (10175127)
根本 泰宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (20456213)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 炎症性腸疾患 / メモリーT細胞 / in vivo live imaging |
研究成果の概要 |
炎症性腸疾患は寛解と再燃を繰り返す難治性の疾患であり未だ根治療法は存在しない。我々はこれまでに研究において、本疾患の難治性の原因は寛解時においても半永久的に維持される疾患記憶T細胞であることを報告している。一方で腸管局所および二次リンパ組織における、本細胞の維持機構には未だ不明な点が多く残されており、その解明が求められている。 今回我々は、腸炎モデルマウスの大腸および二次リンパ組織におけるT細胞動態の可視化、すなわちin vivo live imaging技術を確立した。これは世界初の生体マウスの大腸粘膜におけるin vivo live imagingであり、今後の研究での利用が期待される。
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自由記述の分野 |
消化器内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究において、我々は世界で初めて慢性大腸炎モデルマウスの大腸粘膜およびリンパ組織におけるメモリーT細胞動態の可視化に成功した。本システムは今後のIBD研究のみならず、様々な大腸疾患の研究において有用なツールとなりうる。
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