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2021 年度 研究成果報告書

TALENを用いたゲノム編集によるユニバーサルな抗原特異的制御性T細胞の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K08838
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関藤田医科大学 (2021)
広島大学 (2019-2020)

研究代表者

川瀬 孝和  藤田医科大学, 国際再生医療センター, 准教授 (30463194)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードT細胞受容体 / ゲノム編集 / 養子免疫療法
研究成果の概要

TALENを用いたゲノム編集技術の活用により、T細胞レセプター(TCR)のα鎖とβ鎖のミスペアリングによる予期せぬ免疫反応のリスクを抑えるゲノム編集T細胞作出の検討を行った。内在性のTCRをノックアウトし目的の抗原特異的TCRをノックインする方法を確立し、作出した抗原特異的ゲノム編集T細胞の細胞障害活性をin vitroで検討した。当初検討した方法は、in vitroでの抗原特異的な細胞傷害を確認できたが、細胞のviabilityが悪かった。そこで細胞のダメージ軽減のために遺伝子導入のステップ数を最小化する方法を検討し、2ステップでオンターゲットに目的の遺伝子を導入できる方法を確立した。

自由記述の分野

血液内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究をとおして、T細胞への遺伝子導入の際のダメージ軽減のために、2ステップで目的の遺伝子をゲノムの目的の位置に遺伝子導入する方法を確立できた。本方法により、抗原特異的TCRのα鎖とβ鎖を非特異的T細胞に遺伝子導入することにより、養子免疫T細胞療法に活用できる、安全でviabilityの高いTCR-T細胞を作成できることが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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