研究課題/領域番号 |
19K09231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 |
研究代表者 |
渡邊 雅之 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器外科, 部長 (80254639)
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研究分担者 |
高松 学 公益財団法人がん研究会, 有明病院 病理部, 医員 (00750366)
森 誠一 公益財団法人がん研究会, がんプレシジョン医療研究センター 次世代がん研究シーズ育成プロジェクト, プロジェクトリーダー (10334814)
今村 裕 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器外科, 医長 (70583045)
井田 智 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器外科, 医長 (80583038)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Obese / Esophaegal cancer / Complement factor / C3 / C4 / BMI |
研究成果の概要 |
本研究では、C3およびC4遺伝子の大網組織が食道扁平上皮癌症例の発がんや腫瘍進展に関与するかどうかを大規模サンプルサイズでvalidationし、癌細胞-脂肪細胞のinteractionの解明と新規癌治療のターゲット分子を明らかにする。 マルチリファレンスを用いた152症例の解析では、C3およびC4遺伝子共に、いずれの群間比較でも有意な差を認めず、補体が食道癌の発がんや悪性化メカニズムの機序の一因であることは否定的であった。また、大規模サンプルによるマイクロアレイ解析は、核酸不足のため解析することは不可能であった。 今後はフレッシュな状態でRNAを回収し網羅的解析を行うことを予定している。
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自由記述の分野 |
消化器外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣と発がんや腫瘍進展に関して注目や興味が高まるものの、未だ明確なエビデンスは構築されていない。我々は過去のデータに基づき大網の補体活性化経路が重要なメカニズムであるのではないかと仮説を立て、特に本研究ではC3/C4遺伝子発現に着目し、152症例の大網脂肪サンプルを用いて検討したが、有意な相関関係は認められなかった。アーカイブされていた脂肪組織のRNAが分解が進み、解析に値するデータが得られなかったため、今後はフレッシュなサンプルを用いて肥満と癌の関連を解明予定である。
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