• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

各種プレコンディショニングと低酸素の組み合わせによる脳保護効果

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K09369
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

石山 忠彦  山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (90293448)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード低酸素プレコンディショニング / リモートポストコンディショニング / 脳虚血 / 脳梗塞
研究成果の概要

前後処置を行わないコントロール群、低酸素プレコンディショニング群、リモートポストコンディショニング群、低酸素プレコンディショニング+リモートポストコンディショニング群で、脳梗塞のサイズとIL-6、IL-1β発現量を検討した。
脳梗塞サイズは、コントロール群と比較して、低酸素プレコンディショニング+リモートポストコンディショニング併用群、低酸素プレコンディショニング群、リモートポストコンディショニング群で有意に小さかった。IL-6とIL-1βのmRNAの発現量は、低酸素プレコンディショニング+リモートポストコンディショニング併用群で、コントロール群と比較して、有意に少なかった。

自由記述の分野

麻酔と脳循環

研究成果の学術的意義や社会的意義

低酸素プレコンディショニングとリモートポストコンディショニングにより、脳梗塞形成後のIL-6やIL-1βなどの炎症性サイトカイン発現が抑制される。このことが一因となって、低酸素プレコンディショニングとリモートポストコンディショニングにより、脳梗塞からの脳保護効果が期待できる。
麻酔中に脳梗塞の発症が危惧された場合には、脳以外の遠隔臓器の虚血をつくりだすことにより、脳保護効果が期待できる。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi