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2021 年度 研究成果報告書

血糖値変動は冠攣縮性狭心症発症の危険因子となりうるか

研究課題

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研究課題/領域番号 19K09398
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関大分大学

研究代表者

秋岡 秀文  大分大学, 医学部, 助教 (80795914)

研究分担者 手嶋 泰之  大分大学, 医学部, 講師 (10457608)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード冠攣縮性狭心症 / 血糖変動 / 不飽和脂肪酸
研究成果の概要

本研究では冠攣縮性狭心症と血糖変動、不飽和脂肪酸との関係を明らかにすることを目標とした。血糖変動と冠攣縮性狭心症の関係は症例数の関係で明らかにできなかった。しかし不飽和脂肪酸と冠攣縮性狭心症の関係は副交感神経を優位にするDHAが高いと冠攣縮性狭心症を発症していた。不飽和脂肪酸と冠攣縮性狭心症の関係を日本循環器学会で発表し、心臓で報告した。

自由記述の分野

循環器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

冠攣縮性狭心症は急性心筋梗塞や心室細動の原因となり突然死を来すため本疾患の克服は重要である。我々は血糖変動と冠攣縮性狭心症の関係は明らかにできなかったが、不飽和脂肪酸のDHAが高いと冠攣縮に影響を及ぼしていることを明らかにした。欧米人と比較し冠攣縮際狭心症は日本人に多いと考えられている。DHAは青魚に多く含まれ、副交感神経を優位にする働きがあることが報告されていることから、冠攣縮性狭心症が日本人に多いとされる原因の解明につながる可能性がある。

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公開日: 2023-01-30  

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