研究成果の概要 |
①星細胞腫悪性転化、②星細胞腫と乏突起膠腫の術中鑑別に有用な代謝産物を探索した。凍結組織でイオントラップ型質量分析計によるメタボローム解析をおこなった。直交部分最小二乗法・判別分析で候補化合物を絞った。①の候補としてUric acid、②の候補としてHypoxanthine, Inosine, Cystineを候補として挙げた。Validationでは①Uric acidのAUC 0.75、②Hypoxanthine, Inosine, Proline, CystineでAUC 0.74, 0.73, 0.74であった。代謝産物濃度から悪性度評価、乏突起膠腫と星細胞腫の鑑別が可能であった。
|