研究課題/領域番号 |
19K09652
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中島 康晴 九州大学, 医学研究院, 教授 (10304784)
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研究分担者 |
濱井 敏 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90643742)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 股関節 / 動態解析 / イメージマッチング / 人工股関節置換術 / 変形性股関節症 |
研究成果の概要 |
本研究は健常股関節、変形性股関節症に罹患した股関節および術後の股関節の動態と力学解析をい行うことを目的とした。ポイントクラスター法に加え、イメージマッチング法により、過去には解析困難であった深屈曲や捻りを含む様々な動作中の骨盤と大腿骨の協調運動を高精度で詳細に解析することが可能であった。それらの結果を複数の英文論文として発表した。本法は今後、股関節疾患の病的kinematicsを評価する際にも有用であると考えられた。さらにMechanical finderによる力学解析を加えることにより動態と荷重集中の関連も明らかにした。
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自由記述の分野 |
整形外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動器疾患、特に下肢の荷重関節の疾患では、その動態解析と力学的解析が不可欠である。今回、スポーツ動作時(自転車やテニス、ゴルフなど)、自動車への乗り降り、しゃがみ姿勢からの起立(スクワット)などの動作をフラットパネルディテクターで連続X線撮影し、CTより得られた投影像とマッチングさせ、画像相関による動態解析を行った(イメージマッチング法)。加えて、ポイントクラスター法を用いて全身の動作も併せて解析して、数編の論文として報告した。またメカニカルファインダーを用いた有限要素法では荷重分布が特徴を捉えることができ、今後の股関節疾患の治療法の開発に有用なデータとなった。
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