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2023 年度 研究成果報告書

胎児由来mRNA/microRNAの機能解析とその臨床的意義に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K09782
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

永田 愛 (東島愛)  長崎大学, 病院(医学系), 助教 (00549595)

研究分担者 三浦 清徳  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00363490)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード胎児胎盤特異的 / miRNA / 羊水 / 胚培養液 / 機能評価
研究成果の概要

現在の周産期医療の現場では、出生前の胎児機能評価として主に胎児心拍陣痛図が用いられている。検査限界として、胎児機能不全の検出には偽陽性が多く、胎児や胎盤の状態、および成熟度をモニターできる新たな分子マーカーの同定が求められており、本研究の目的とした。我々は、羊水中に存在するcell-free RNAを解析し、胎児状態や成熟を評価できる分子マーカーを新たに同定した。また、我々が今まで同定してきた胎児・胎盤特異的miRNAの胚培養液中での発現量を解析することで、機能的良好胚の新たな選別方法の可能性を見出し、着床率の向上が期待できる成果を得た。

自由記述の分野

周産期医療

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で、胎児や胎盤だけでなく受精胚の段階から、機能および成熟を評価できる分子マーカーを羊水、胚培養液中で同定した。この分子マーカーを用いることで、生殖補助医療における受精胚の機能評価の段階から、妊娠、分娩に至るまでの間、より精度の高い胎児、胎盤の機能や成熟を評価できることで、着床率の向上における少子化対策への貢献、胎児機能不全への適切な介入が期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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