研究課題/領域番号 |
19K10025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
亀井 譲 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10257678)
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研究分担者 |
田中 宏昌 名古屋大学, 低温プラズマ科学研究センター, 教授 (00508129)
蛯沢 克己 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20397459)
神戸 未来 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (50597862)
高成 啓介 愛知県がんセンター(研究所), がん病態生理学分野, 研究員 (80378190)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | プラズマ医学 / ケロイド / 肥厚性瘢痕 / ケロイド |
研究成果の概要 |
本研究では、乳酸リンゲル液に大気圧プラズマを照射したプラズマ活性乳酸リンゲル液(PAL)によるケロイド・肥厚性瘢痕に与える影響について検討した。PALの活性種濃度を測定した。次にPALの皮膚創傷治癒関連細胞へ与える影響を定量PCRにて解析したところ、PALは真皮線維芽細胞に影響を与えることが示された。さらに、動物モデルの作成を試行錯誤したが、結局は成功せず、動物でのPALのケロイド・肥厚性瘢痕への効果は検討できなかった。
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自由記述の分野 |
プラズマ医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
われわれ形成外科の扱う疾患の中で、ケロイドや肥厚性瘢痕は日常的な診療に携わる機会の最も多い疾患の一つである。機能的障害・疼痛・醜状による精神的苦痛など患者の負担は大きい。治療に難渋する症例も少なくなく、新たな治療法の開発が大いに期待されている・本研究での発見は、疾病に苦しむ患者への新たな治療法を提供できる可能性があり、社会的な意義を有すると考える。今後動物モデルので追加検証が必要であり、その成果がさらなる社会貢献となると考えている。
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