研究課題/領域番号 |
19K10237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
吉田 和也 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (90263087)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 顎顔面痛 / 顎関節症 / 口腔顔面痛 / 慢性疼痛 / ボツリヌス毒素 / ボツリヌス治療 / 不随意運動 / 顎口腔ジストニア |
研究成果の概要 |
口腔領域の様々な疾患(顎顔面痛、顎口腔ジストニア、三叉神経痛、機能性不随意運動症、顎関節症、習慣性顎関節脱臼、口蓋振戦)に対してボツリヌス治療が有効であることを証明できた。口腔領域のボツリヌス治療による効果を客観的に評価することは不可能であったが、2020年にボツリヌス治療の効果をQOLも含めて評価できるスケール(Oromandibular Dystonia Rating Scale)を開発し、発表した。これによってより正確に治療効果を把握できるようになり、エビデンスの高い研究が可能となった。
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自由記述の分野 |
口腔外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔領域の様々な疾患に対してボツリヌス治療が有効であることを証明できた。2020年にボツリヌス治療の効果をQOLも含めて評価できるスケール(Oromandibular Dystonia Rating Scale)を開発し、発表した。この評価表によってより正確に治療効果を把握できるようになり、エビデンスの高い研究が可能となった。今後、厚生労働省、製薬会社、患者の会とも連携して、わが国でのボツリヌス毒素製剤の適応拡大に向けて、治験を検討している。適応拡大ができれば、現在治療が困難な上記疾患の多くの患者にとって大きな福音となると考える。
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