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2021 年度 実施状況報告書

看護技術の熟達形成に関わる促進要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K10829
研究機関福岡県立大学

研究代表者

永嶋 由理子  福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10259674)

研究分担者 於久 比呂美  福岡県立大学, 看護学部, 助教 (10512022)
藤野 靖博  福岡県立大学, 看護学部, 講師 (20405559)
宮崎 千尋  福岡県立大学, 看護学部, 助教 (40782975)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード看護技術 / 熟達形成 / 促進要因 / 視線
研究実績の概要

本研究は、看護技術の熟達化(熟達化とは:安定して行為が達成されている側面と、状況の変化にきわめて柔軟に対処する側面の2つの特徴がある。本研究では「手際のよい熟達」と「適応的熟達」に大別)に至るまでの過程に着目し、その過程で起こる身体的動作の向上及び視線の変化(視線の変化を無駄な視線の減少と捉え、以降「視線の合理性」と定義する)に随伴して起こる思考と感情の変化を、心理学的及び科学的な視点から捉えることで看護技術の熟達形成に関わる促進要因について検討することを目的としている。
2021年度、実験を実施するために、実験プロトコールを再度見直し、準備をすすめてきたが、新型コロナウイルスの影響により、研究対象としていた看護学生への実施を行うことができなかった。そのため、2022年度の実験実施を目指し、文献検討や実験実施の見直しを行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルスの影響により、実験協力者を集めることができなかった。特にこの実験は眼球を測定するために眼鏡型の実験装具を装着するため、感染対策がより一層求められるることから協力者を募ることが難しかった。さらに予定している協力者が学生であることから、対面授業が遠隔授業に切り替わるなど、授業の対応に追われ、実験の協力者になる学生がいなかったことなど様々な状況が重なり、実験が実施できなかったことで結果を得るに至らなかった。

今後の研究の推進方策

2022年度は、新型コロナウイルスの感染状況を勘案しながら、実験を進める予定である。2021年度は研究協力者が揃わなかったため、眼球測定装置システムの購入を延期していたが、2022年度は、新型コロナウイルスが落ち着いた段階で購入し実験を進める計画である。

次年度使用額が生じた理由

2021年度に実験に必要な備品として眼球測定装置システムを購入する予定であったが、研究協力者が揃わず実験を実施できないことから、2021年度の購入を取りやめたことによって次年度使用額が生じた。2022年度は新型コロナウイルスが落ち着いた段階で、装置を購入し実験を進めていく予定である。

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公開日: 2022-12-28  

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