研究課題/領域番号 |
19K10888
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
瀧口 千枝 東邦大学, 健康科学部, 准教授 (50823530)
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研究分担者 |
井上 智子 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (20151615)
工藤 大介 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (30455844)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | PICS / 集中治療後症候群 / フォローアップ / 退室後訪問 / チーム医療 / 多職種連携 / ケアコーディネーション / 継続ケア |
研究成果の概要 |
本研究は、3つの段階的調査により、PICS患者の機能回復を促進するための継続的かつ多職種によるフォローアップモデルを開発した。Step1では集中治療後患者に関わる医療者の視点、Step2では、集中治療後患者の視点から、フォローアップとして必要な要素を抽出した。これらの結果を統合し、Step3の専門家会議によって、最終的に【退室時スクリーニング】【集中治療室看護師の退室後訪問とケア調整】【PICS退院指導】【フォローアップ外来】で構成されるモデルが開発された。
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自由記述の分野 |
クリティカルケア看護分野
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した「集中治療後患者の機能回復を目指したフォローアップモデル」は、集中治療後患者に関わる多職種が、いつの時点でどんなフォローをすればよいか検討する際の指標になることから、患者の機能回復促進に貢献できる可能性がある。また、フォローアップにより集中治療後患者の追跡データが蓄積すれば、集中治療の評価にもなり、集中治療の課題発見や、予後予測・悪化予防ケアの開発につなぐことができる。
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