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2020 年度 実施状況報告書

看護基礎教育における糖尿病の【語り】をいかしたセルフマネジメント支援教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10912
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

高橋 奈津子  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (10328180)

研究分担者 佐藤 幹代  自治医科大学, 看護学部, 准教授 (00328163)
中山 直子  横浜創英大学, 看護学部, 准教授 (50510244)
米田 昭子  山梨県立大学, 看護学部, 教授 (70709732)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード糖尿病 / 語り / 基礎看護教育 / 教材 / セルフマネジメント
研究実績の概要

本年度は、Covid-19の影響にて対面でのインタビューを中断せざるをえなかった。本研究においては、教材開発のため対面によるビデオインタビューの実施を基本としていたため、Covid-19の感染状況をみて再開予定としていたが、インタビュー対象者は糖尿病の基礎疾患を有しているため、リモートインタビューに切り替えることとした。リモートインタビューは、ビデオインタビューと異なる機材、事前説明準備が必要なため、研究計画書を修正、倫理審査に提出し承認をえた。またリモートインタビューを実施するためのインタビュアーのトレーニングを実施した。新たに作成したリクルート資料をもとに、リモートインタビューが可能な対象者のリクルートをすすめている。リクルート準備に向け、糖尿病専門クリニックにて「糖尿病の語りを臨床にいかす」と題しセミナーを実際した。また、健康と病いの語りから看護基礎教育課程にある学生が各学年ごとに何を学ぶことができるのかを検討し、日本看護学教育学会にて交流集会を実施した。日本における糖尿病患者のセルフマネジメントに関する研究の動向について文献検討を実施しインスリン自己注射、自己血糖測定の体験学習のみならず、診断時から現在に至るまでの身体や検査値のとらえ方、思い、行動、価値観、生活を含め、長期にわたるセルフマネジメントの変容のプロセスの多様性、個別性を看護学生がリアルに理解できるような教材開発が必要であるという示唆を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

Covid-19の影響にて対面でのインタビューを中断せざるをえなくなり、リモートでの調査に切り替えるための機材準備、計画変更に伴う倫理審査などに時間を要した。またリモートインタビューが可能な対象者のリクルートが進まなかった。

今後の研究の推進方策

Covid-19の収束が見込めない状況のため、基本、リモートインタビューに切り替える。インタビュー協力候補者でリモートインタビューに不安がある方にも、リモートでのインタビューが可能な限り実施できるよう事前準備、説明を行いリクルートをすすめていく。
5例ほどインタビューを実施後、アドバイザリー委員を組織し、教材開発のためのヒアリングを行い、教材の構成、内容を検討していく

次年度使用額が生じた理由

Covid-19の感染状況により、対面でのインタビューが中断した。今後はリモートでのインタビューに切り替え、インタビューをすすめていく

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 糖尿病患者のセルフマネジメントに関する研究の動向と看護基礎教育課程における教材開発への示唆2020

    • 著者名/発表者名
      中山直子 高橋奈津子 佐藤幹代 米田昭子
    • 学会等名
      第40回日本看護科学学会学術集会
  • [学会発表] 健康と病いの語りから何を学ぶか 当事者が語る様々な意思決定2020

    • 著者名/発表者名
      森田夏実 射場典子 佐藤幹代 瀬戸山陽子 和田恵美子 高橋奈津子 竹内登美子 横井郁子 原田雅義 いとう武彦
    • 学会等名
      日本看護学教育学会第30回学術集会

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公開日: 2021-12-27  

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