研究課題/領域番号 |
19K10948
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
永江 誠治 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (50452842)
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研究分担者 |
徳永 瑛子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (10710436)
花田 裕子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (80274744)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | アドヒアランス / 児童精神科 / 薬物療法 |
研究成果の概要 |
外来薬物療法中のADHD児の服薬に対する子どもの態度変容に影響を与えた因子として、介入プログラムに参加した15名のデータより、【家族との協働性】、【医師との協働性】、【仲間との協働性】、【アドヒアランス(服薬に対する主体的)経験】という4因子が抽出された。また、放課後等デイサービス42施設を利用している薬物療法中の児童183名と保護者を対象とした調査より、CAQ(薬に対する構え)は家族との協働性、CAQ(薬の作用に対する認識)は家族との協働性および医師との協働性が関連していることが明らかになった。
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自由記述の分野 |
精神看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
向精神薬による薬物療法を受けている子どもたちが、その後も適切な治療を継続していけるようになるためには、子ども本人の服薬アドヒアランスを高く維持できるような支援を行う必要がある。本研究による成果は、子どものアドヒアランスに影響を与える要因についてより詳細な要因が明らかになったとともに、薬物療法に対する子どもの主体性を重視したChild Adherence Questionnaire (CAQ)の精度向上に寄与することで、より効果的な介入の開発に貢献する。
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