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2019 年度 実施状況報告書

へき地看護職の協働効力感尺度の開発と継続教育プログラムの試案作成

研究課題

研究課題/領域番号 19K11170
研究機関愛媛県立医療技術大学

研究代表者

田中 美延里  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (00264903)

研究分担者 窪田 志穂  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (60634409)
田中 昭子  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (80274314)
岡田 麻里  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 講師 (90534800)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードへき地看護
研究実績の概要

本研究の目的は、へき地看護職のジェネラリスト能力を支える協働に対する自己効力感の尺度を開発し、継続教育プログラムの試案を作成することである。令和元年度は、尺度原案作成に向けて、質問項目の追加収集を中心に行った。
1.地域特性を考慮した質問項目の追加収集:先行の科研(挑戦的萌芽研究, 2015~2017)において網羅できなかった外海離島のへき地看護職の協働について、島しょ看護学の体系化(大湾ら, 2016)等の研究成果から質問項目を追加収集した。
2.専門家会議の計画立案:収集した質問項目の内容妥当性を検討する専門家会議の開催に向けて、メンバーとなるへき地看護の実践家(自治体保健師・診療所看護師等)と教育研究者の候補を検討した。個々の活動地域から開催場所への移動負担に配慮し、へき地看護の関連研修会または交流会の開催に併せて、グループ討議を実施する計画であったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点で、集合型の開催を見直すこととした。実施方法を変更した上で専門家から意見聴取し、結果を基に研究組織で質問項目を吟味する予定である。その後、へき地看護職5人程度を対象に予備調査を実施し、質問項目の修正、表面妥当性の検討を行い、尺度原案とする。
3.へき地看護に関連する学会での情報収集:関連学会での情報収集に加えて、2018年に設立されたへき地保健師協会の活動に関する情報収集を行った。交流会開催やメンターとのマッチング等、継続教育プログラムの検討に役立つ取り組みの情報が得られた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

専門家会議の実施計画立案への着手が遅れていたところ、感染症対応のため、予定していた集合型での開催が困難となった。当初計画では令和元年度に予備調査終了を目指していたが、至らなかった。

今後の研究の推進方策

専門家からの意見聴取の実施方法を変更する予定である。今後の感染症拡大状況を踏まえて、調査時期を含め、全体的なスケジュールを調整していく。

次年度使用額が生じた理由

理由:専門家会議の開催に至らなかったため
使用計画:専門家からの意見聴取の実施方法を変更し、令和2年度に旅費や通信費として使用する。

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公開日: 2021-01-27  

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