研究課題/領域番号 |
19K11176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
藤尾 祐子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (60637106)
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研究分担者 |
小平 めぐみ 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 准教授 (00611691)
榎本 雪絵 杏林大学, 保健学部, 准教授 (10549091)
榎本 佳子 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (20637102)
小川 典子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (30621726)
古川 和稔 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (90461730)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 要介護化 / 栄養改善 / 実装化 / 食形態 / 歯の状態 |
研究成果の概要 |
高齢者の要介護化、介護予防のファクターといわれる栄養状態について、「食形態」と「歯の状態」に着目して心身機能の自立性との関係を明らかにすることを目的に、特別養護老人ホーム入所者1,000名を対象に研究した。「食形態」は「常食」であることが、心身機能の自立性が高いことも示された。また、「歯の状態」が義歯適合良好者は、自歯、義歯適合不良者、義歯必要だが使用せずの者と比べて、心身の自立性が高かった。要介護高齢者の栄養改善を実装化するためのファクターとして「常食」を摂取すること、「義歯適合良好」であることが示唆された。栄養改善実装化モデルに必須のファクターとして「常食」と「義歯適合良好」を提言する。
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自由記述の分野 |
在宅看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、要介護化のリスクファクターである高齢者の栄養状態について、従来、栄養士のみが取り組んでいた「栄養改善」を、「栄養改善」実装化モデルを提言することで、保健医療福祉職の連携による要介護化のスクリーニングから「栄養改善」アプローチへと連動する効果的な介入方法を確立することができる。さらに、本研究による「栄養改善」実装化モデルを、デジタルデバイス等を利活用して、高齢者自身で自己管理できるアプリケーション等IOTへと応用することも可能である。
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