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2022 年度 実施状況報告書

産業看護職の救急対応能力向上のための学習支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K11227
研究機関川崎市立看護大学

研究代表者

松田 有子  川崎市立看護大学, 看護学部, 准教授 (20745393)

研究分担者 酒本 瑞姫  帝京大学, 医療技術学部, 助教 (80825927)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード産業看護職 / 救急対応能力 / 評価項目 / デルファイ法 / 人材評価モデル
研究実績の概要

本研究の目的は、プレホスピタルケアを担う産業看護職の能力の向上を図るために、救急対応能力に関するチェックリストを開発することである。
産業看護職の救急対応能力を評価するためにKorn Ferryの人材評価モデルを参考に、経験、性格特性、動機づけ要因、コンピテンシーの4つの側面から評価項目を検討し、経験:7、性格特性:9、動機づけ要因:15、コンピテンシー:65の合計96項目を調査項目原案とした。
評価項目原案に対し、産業看護職として10年以上就業しており、かつ事業場での救急対応の経験を有する産業看護職を対象に、5段階のリッカートスケールを用いて、デルファイ法を用いたオンラインによるWeb調査を実施した。デルファイ法は3ラウンド行い、同意率80%以上を評価項目とした。その結果を研究者間で検討し、産業看護職の救急対応能力の評価項目を65項目とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2022年度は、能力評価項目としてチェックリストの作成を目標と、評価項目を検討し決定することができた。

今後の研究の推進方策

産業看護職のための救急対応能力評価項目を学会発表、論文として公表し、より多くの産業看護職が活用できるように検討する。

次年度使用額が生じた理由

救急対応能力の評価項目の抽出と評価については、おおむね実施できた。次年度はその内容を公表するために使用する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 産業看護職の救急対応能力の評価項目の検討―救急対応の経験に着目して―2023

    • 著者名/発表者名
      松田有子、根岸茂登美、原田若奈、荒木田美香子
    • 学会等名
      第96回日本産業衛生学会
  • [学会発表] 産業看護職の救急対応における評価項目の検討2022

    • 著者名/発表者名
      酒本瑞姫、松田有子、根岸茂登美、荒木田美香子
    • 学会等名
      日本地域看護学会第25回学術集会

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公開日: 2023-12-25  

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