研究課題/領域番号 |
19K11390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
関川 清一 広島大学, 医系科学研究科(保), 准教授 (30363055)
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研究分担者 |
馬屋原 康高 広島都市学園大学, 健康科学部, 准教授(移行) (60746395)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 呼吸リハビリテーション / 特発性肺線維症 / 局所酸化ストレス |
研究成果の概要 |
特発性肺線維症(IPF)患者の局所酸化ストレスの検体分析方法の有効性とその影響因子、呼吸リハビリテーション(呼吸リハ)の実証効果を明らかし、局所酸化ストレス指標を用いた新たな呼吸リハ手法を開発することである。基礎検証結果、高齢者において、活動量計による歩行以外の日常生活活動の低強度推定において妥当性の高い測定が可能であることが示され、また外来中心での呼吸リハ手法を確立できた。本研究は、特発性肺線維症患者の呼吸リハ効果を検証することができたが、新型コロナウイルス感染症の影響等により、中核となる局所酸化ストレスマーカーを用いた研究成果を得ることができなかった。
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自由記述の分野 |
呼吸リハビリテーション
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
活動量計による歩行以外の低強度身体活動強度の推定は、妥当性の高い測定が可能であることが示され、特発性肺線維症に対する呼吸リハビリテーションの効果判定の基盤となる日常生活活動全般における活動量計測が的確に計測できることが明らかとなった。 当該患者の身体活動をはじめ運動機能向上のための12週間のリハビリテーションプログラムを確立することができた、社会的意義のある研究成果を得ることができた。一方、当該患者に対する呼吸リハビリテーション実施による生体防御機能向上の学術的意義は明らかにすることができなかった。
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