研究課題/領域番号 |
19K11475
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
工藤 康宏 武庫川女子大学, 健康・スポーツ科学部, 教授 (30410864)
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研究分担者 |
深尾 宏祐 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (70598375)
工藤 保子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (90839490)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 臓器移植者 / 運動・スポーツ実施状況 / 臓器移植者スポーツ大会 |
研究実績の概要 |
COVID-19の世界的な感染拡大により、日本国内の全国移植者スポーツ大会は休止され、世界移植者スポーツ大会への選手派遣も中止されており、大会視察はできない現状にあった。2023年4月からようやく夏季大会がオーストラリアのパースで開催され、2024年3月にはイタリアで冬季大会が開催される予定であるため、従来の研究計画通り、冬季大会の視察を検討する。 その現状を踏まえ、日本の固形臓器移植者、および臓器移植者のスポーツ実施状況と競技スポーツ実施状況、日常的な運動・スポーツ実施状況の把握に努めることとする。そのための質問項目等を選定、検討中である。 また、World Transplant Games Federation(WTGF)によって2023年のパース大会の参加者調査が実施されていることから、WTGFの二次データ利用申請を行うことを検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
世界的なCOVID-19の感染拡大により、予定していた研究活動、および臓器移植者のスポーツ大会が休止されたため。所属先が異動となり、通常の業務エフォートと変わってしまったため。
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今後の研究の推進方策 |
予定していた世界移植者スポーツ大会の視察は、昨年度まで見送られてきたが、2024年3月にイタリアで開催される予定の冬季大会の視察を検討する。World Transplant Games Federation(WTGF)の二次データ利用申請や、ネットワークづくりを進める予定である。また関係機関との連携を継続し、日本国内の固形臓器移植に限定しない、臓器移植者の運動・スポーツ実施の現状把握を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
世界的なCOVID-19の感染拡大により、当初予定した研究活動を見送らざるを得なかったため。臓器移植者の国際スポーツ大会視察は2024年3月にイタリアで開催される予定の冬季大会視察を検討する。また、固形臓器に限らず、臓器移植者の運動スポーツ実施状況の把握と、競技スポーツ参加の現状について質問紙調査、またはオンライン調査を実施する予定である。
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